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5週目で胎嚢3ミリ。検索魔になりました。 [切迫流産]

計算上は5週目のはずなのに胎嚢が確認できず、大学病院に回され、そちらで胎嚢は確認できたものの、3ミリとかなり小さく医師に帰り際「ほぼほぼ流産になる」と言われてしまいました。
初めての赤ちゃんのエコー写真。普通はうれしいもののはずなのに、見れば見るほど不安と悲しさでいっぱいになります。
まだ、流産とはっきり決まったわけじゃない。
あくまでも切迫流産で、流産の可能性があるというだけ。
でも、先生は「ほぼ流産」だって言ってた・・・
いやいや、それでも3日後に来るように言ってたんだから、もしかしたら何とかなるのかもしれない。
帰りのバスの中でぐるぐるとそんなことを何度も考えていました。


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妊娠すると赤ちゃんは小さな楕円形で確認できます。赤ちゃんの元になる胎芽(たいが)とそれを包み込む胎嚢(たいのう)があるのですが、胎嚢が確認できて初めて妊娠と認められるのだそうです。
通常は妊娠4週から5週半ばまでに胎嚢が確認でき、その中にある胎芽はほとんどの場合5週から6週のうちにエコーで確認できるんだとか。
私の場合、5週半ばで小さいながらも胎嚢が確認できました。もしかしたらまだ希望があるかもしれません。

その後はひたすらネットで検索!検索!!
「5週 胎嚢 大きさ」
「5週 胎嚢 小さい」
「5週 胎嚢 3ミリ」
といろんなワードでネットの情報をあさります。

他の人はどうなんだろう?やっぱり流産なのかな?無事出産できた人もいるのかな?
そんなことを考えながらスマホとにらめっこ。

「私は少しでも情報を集めたいだけ!」
そう思っているつもりですが、実際はちょっぴり違います。
探しているのは「胎嚢小さくても大丈夫だって言われた!」「胎嚢小さかったけど無事に出産できた!」という希望がもてるような内容。
私が本当に欲しいのは正しい情報でも客観的な意見でも専門家の知識でもありません。

「私も大丈夫だ」と思わせてくれるもの。

ただ、それだけが欲しかったのです。

実際、ネットには耳障りのいい情報がたくさんありました。
「やっぱりだめでした」という話よりも、「奇跡的にみるみる大きくなりました!」とか、「今では元気な1歳児です!」とか、そんな話の方が多かったです。
よくよく考えれば、悪い結果をわざわざネットに載せる人なんて多いわけないし、奇跡的なことが起きたからみんなに伝えたくて発信しているという情報が目に付くのは当たり前なんでしょうね。医療関係者のサイトにしても、命に関わることで診察もなしに安易なことは言えないのだから「〇週までに〇ミリ以上の胎嚢が確認できないとダメ」なんて書くわけないですし。

心の片隅ではわかっていました。ネットの情報は所詮気休めでしかなく、診察してくれた医師の「ほぼ流産」という言葉の方が信ぴょう性は高いのです。
でも、妊娠した!と喜んでからまだ1週間です。そんなにすぐに気持ちに整理なんか付けられないし、やっと宿った命を簡単に「はい、そうですか」と諦めるなんてできません。

大丈夫だと信じたい。
でもダメかもしれない。

何度も何度も同じことばかりを考えてしまいます。きっと同じようにネットをさまよっている人も多いんだろうなと思いながら。


夫が帰宅後、今日の病院での話を伝えました。
切迫流産という言葉にびっくりしてとても心配していました。私も絶対安静なのかな?と思っていましたが、病院では「安静にしても仕方ないから通常の生活で大丈夫」と言われています。よって翌日からは仕事も通常通り行きます。
自分一人でいるときは悶々と考えてしまうのに、目の前に心配そうにしている人がいると「大丈夫!」となぜか元気なフリをしてしまうから不思議ですね。
でも、落ち込んだところで何も変わらないだろうし、それで家庭の雰囲気が悪くなったら余計にストレスになりそうです。こういう時は何も言わずに抱きしめてくれるだけでも癒されると思うのですが、夫はどちらかと言うと腫れものに障るように距離を取ってくるタイプなのであんまり期待できません。
女性に泣かれると困ってしまうという男性は多いみたいですが、「泣かせてくれよ!」と思うこともあるのに受け止めてもらえないのは残念ですね。
包容力が欲しい!!!


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大学病院へ転院 [切迫流産]

妊娠反応はあるものの胎嚢が確認できず、子宮外妊娠の可能性が指摘されてから2日後、再度診察を受けるために私は産婦人科へ向かいました。万が一の場合、大きな病院に移る必要があるため午前中に来るように言われていましたが、結果を聞くのが怖くてなかなか家を出ることができません。
会社は午前中お休みをもらっているし、早く行ったところでかなり待つのだからと11時ころに病院に着くように身支度をしていました。


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病院に着くといつもは2時間ほど待つのにすぐに診察室に呼ばれました。
「なんで朝一で来なかった?!この時間だと受け入れてくれる病院がないかもしれないじゃないか!!」とめちゃくちゃ怒られました。。。
前回、ショックであまりちゃんと話が聞けていなかったみたいです。午前中って言われたと思っていました・・・それか、普通は気になって早く来るものでしょ?!ということだったのかな。でもこれで妊娠しているのか、ダメなのかが決まってしまうと思うと少しでも先延ばしにしたい気持ちもあったのですが。

超音波で改めて子宮内を確認してもらいましたが、やっぱり胎嚢は確認できず、先生から直接近くの大学病院へ受け入れ要請の連絡をしていただきました。病院手前の道路からタクシーを拾ってすぐに指定の大学病院へ向かいます。着いた先は隣の区で私にとっては全く知らない土地でした。同じ都内ではありますが、路線の関係で家からはかなり遠回りしないと行けないところ。「もっと早く病院に行っていたら自宅近くにあった大学病院を選べたのかな~」と若干後悔しました。

平日午前中の病院はとっても混んでいました。
受付を済ませると診察まで1時間ほどかかるので待合席で待つようにと言われ、大人しく待機。待合フロアには席に座れない人があふれています。しかも私がお世話になるのは産婦人科なので妊婦さんや子供を連れた方も多くとてもゆっくり待てるような感じではありませんでした。
1時間ほど待つと受付で呼ばれましたが「緊急の手術が入ったので2,3時間かかります。〇時ころに戻ってきてもらえれば外に出ていてもいいですよ」とのこと。今日は仕事には行けなさそうです。

まず、出向先にお休みの連絡。その後、迷いましたが本社に連絡して人事部長に事情を一通り話すことにしました。もし、このまま子宮外妊娠で手術になったり、定期的に大学病院に通うことになったら、仕事にかなり影響が出るだろうと考えたからです。
夫にも連絡しました。心配してくれて、「今から行こうか?」と言われはしたのですが、来てもらったところで何もできることはないので断りました。実際誰かが傍にいてくれたとしても結果は変わらないし、むしろ何かあった時に一緒にいる人に気を使って余計に疲れてしまいそうな気がしたのです。かわいくない妻です。
病院の待合室は混んでいるので、中庭でジュースを飲んで時間を潰しました。お昼はとっくに過ぎていましたが、知らない土地なのでどこに何があるかわからないし、迂闊に歩き回れません。ただただ時間が過ぎるのをじっと待ちます。

受付で指定された時間に戻ると、手術が押していてさらに1時間ほどかかるとのこと。その頃には待合室も人がまばらになっていました。やっと診察室に呼ばれたころにはすでに夕方。担当は女性の若い医師でした。
午前中にかかりつけの産婦人科でも超音波検査をしましたが、再度こちらの大学病院でも超音波で子宮内を確認します。すると内診の結果、子宮外妊娠ではないことがわかりました!そして、小さくはありますが胎嚢も確認できました!!同じ超音波検査のはずなのに・・・大きい病院は機械の精度がいいんですかね?
ただ、胎嚢は週数に対してかなり小さいので現状切迫流産の状態だとのこと。定期的に経過を見る必要があるので、3日後に再度予約を取るようにという指示がありました。
もう完全にダメなんだと思っていたので一筋の光が見えた気がしました・・・!
しかし、診察室を出ようとした瞬間、若い女性医師はこう言いました。

「まぁ、ほぼ流産なんですけどね」




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